営業マンの物語〜お客様の裏切りに心から泣きました
2015/12/20

こんにちは。川瀬です。
20年近くのキャリアを
営業マンンという職業で費やしてきた中で
さまざまな出会いや思い出がありました。
今日は、お客様から受けたつらい思い出を話します。
入社半年の若造には耐えられません
お客様からの初めての裏切りに
世知辛い思いで泣きました。
今思い出しても、胸が苦しくなります。
入社半年もたったある日、
わたしは営業マンとして、日々活動していました。
でも当時は、プライドだけは高いおバカな営業だったんです。
一応仕事だけはと、それなりに頑張っていたら、
チャンスをくれるお客様があらわれました。
そうです。仕事を任せていただきました。
有頂天になり鼻息を荒くしていました
一緒になって頑張ってくださった提携業者さんのお力も借りて、
わたしは初めて大きな仕事を受注しました。
その仕事をお客様は認めてくださり、その後も幾つかの仕事を頂きました。
当時の自分にしては、とても大きな仕事でしたので
わたしは、有頂天になり鼻高々です。
お客様との関係も良好に行っていたはずでした。
そんな矢先、お客様のところへ
今までお付き合いのあった取引業者がお見えになり
お客様へこう伝えたそうです。
「今後の仕事に関して、
値引きするのでこちらに仕事をもらえないだろうか」
という形でお話があったみたいなんです。
その後、お客様は、電話でこうわたしに言いました。
「あなたの会社と仕事をしたいので、値段を合わせて欲しいと。」
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注文は二度と戻りませんでした。
わたしは上司に相談ました。
自分の仕事にも自信があったし、仕事の価値を低く評価されたようで嫌でした。
わたしは結局、値引き交渉には応じず、今までの値段でお願いしました。
それから、まもなくお客様からの注文は無くなりました。
まさか。
でも、どうしても自分で確認したいと
勇気を振り絞って、お客様へ電話をしました。
声を震わせて泣きました
プルルルル・・・ガチャ。
「もしもし・・・」
わたしはお客様に声を震わせてこう言いました。
「なぜ、注文をいただけないのでしょうか?」
そして更に、わたしはお客様に思い切ってこう言いました。
「わたしは一生懸命、お客様の仕事に取組みました。」
「なぜ、お仕事をいただけないのでしょうか?」
お客様は、少しため息をつき、落ち着いた声でこういいました。
「しょうがないよ。こっちもビジネスなんだからね。」
「でも、こちらも一度相談したよね。でも、応じてもらえなかった。」
わたしは、ショックで電話口で泣きました。
今まで、お客様のために真剣にやってきた仕事はなんだったのか。
考えれば考えるほど悔しくて、涙が出てきます。
本当に営業という仕事のつらさを味わったのです。
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何がいけなかったのか?
いま、冷静に振り返れば、
自分がまだまだ甘かったのだと、わかるのですが
当時は相当ショックでした。
良好な関係だった大好きな彼女から、
突然の別れ話があって、フラれたときのような感覚でした。
このことから学んだことは2つありました。
①営業マンとして評価いただける喜び
営業マンとして頑張った評価は仕事で帰ってきます。
これを経験出来ました。テクニッではなく気持ちである。
②ビジネスの関係に絶対はない
ビジネスである以上、いくら自分の仕事を評価いただいていても
絶対大丈夫な関係はない。
より慎重にお客様との人間関係を
構築していく必要があるんだということ。
よくある話なのかもしれません。
でも、わたしにとってとても大きな出来事でした。
こういう経験が大切なんです。
目の前のお客様に真摯に向き合い
あなた自身の人生の物語を作ってください。
こちらは営業マンとして初めて経験した
嬉しかった出来事です。
あなたに贈る最高の営業マンになれる
すべてをここにまとめました。
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