【書評】「人生の勝算」のまとめと感想
2017/10/26

スポンサードリンク

こんにちは〜川瀬です!
話題の書籍「人生の勝算」を読破しました!
編集には幻冬舎「箕輪氏」が行い話題となった書籍。
最初はなに?これ誰って感じだった。
だけど、SNSを中心にかなり話題となっていたので、とりあえずこの書籍を読んでみることにしました。
その「人生の勝算」と題したこの本のまとめと感想である。
今回この「人生の勝算」は、著者である前田裕二の人生の物語とビジネスで役立つヒントが記されていました。
https://ameblo.jp/showroom-official/
【書評】人生の勝算のまとめと感想
「人生の勝算」と題したこの書籍。
まず、表紙の帯にはこの2人のコメントが…
・音楽界の重鎮「秋元康」とビジネス界の異端児「堀江貴文」
この表紙のコメントだけで、只者ではないと感じる。そして期待感が高まる。
ところでこの「人生の勝算」の著者である前田裕二とは誰なのか?
調べたので、まずは軽く紹介します。
前田裕二って何者なの?
仮想ライブ空間「SHOWROOM」代表
この前田氏の何が凄いのか?
そして、このオンラインサービスがこれからどうなるのか?
その答えが前田氏のメッセージに表されている。
例えば、彼が下車した駅の前に、ライブストリーミングブースを作ったらどうか。何も仕組みが分からなくても、彼のパフォーマンスは世界中の人々にリアルタイムにブロードキャストされ、共感 / 感動した世界のどこかの人が、彼の夢を叶える為の資金を投じるかもしれません。
パフォーマンスは、言語の壁を簡単に越えます。一方で、例えば、歌は身一つで歌う事ができて、ハードルが皆無に等しい。一緒に歌を歌えば、世界中の誰とでも友達になる事ができます。エンターテインメントは、この世界をより平和で、ハッピーな場所にする為に、人類が編み出した最強のツールです。
このエンターテインメントを、インターネットと掛け合わせる事によって、非常に安価に、街中のあらゆる才能にスポットライトを当てていくことができます。SHOWROOMが目指す姿です。人は生まれてくる環境や運命を自ら選択する事はできませんが、強い志さえあれば、その境遇を跳ね除け、むしろバネにして、果てしない高みに到達できます。あらゆる人が均等にチャンスを得て、投じた努力量に応じて報われ、夢が叶っていく。そんな、公平で温かい世の中を創ることが、SHOWROOMのミッションであり、存在意義です。これからも我々SHOWROOMは、「エンターテインメント」を武器にして、一つ一つ着実に、命を懸けて、地球上に存在する機会格差を無くしていきます。
※詳しくは公式HP社長メッセージにて
この前田氏は、音楽活動をしてきた経緯があった。
そこで音楽では食べていけないことが分かった。
僕も約15年ほどアマチュアでバンドを経験したので、この前田氏の感じる感覚に共感出来る。
ここ近年は、アーティストとお客さんのスタンスが変わってきている。
今までの音楽業界のやり方ではアーティストは生活ができない。
しかし、やり方を変えれば、少ないお客さんでも生活できるようになる。
それをこの仮想ライブ空間「SHOWROOM」は実現しようとしているのだ。
そこが新しいのである。
「人生の勝算」がビジネスに活用できるポイント
この本はビジネスそのものの考え方が新しい。
ポイントは「小さなコミュニティ」に形成である。
小さなコミュニティの形成には「町の小さなスナック」に秘密が隠されている!
その秘密が5つ紹介されている。
コミュニティが形成される5つのエッセンス
①余白の存在 …完璧ではない不完全な存在
②常連客の存在 …俺たちだけの空間
③仮想で敵をつくる…敵から守るために結束を高める
④秘密やコンテクスト…他には漏らさない秘密を持つ
⑤共通目的やベクトル…1つの目的に向かう絆
街のスナックで形成されている小さいけど、強くて長いコミュニティだ。
この強くて長いコミュニティは、ファンとの「絆」が大きなポイントとなります。
このファンがどれだけ「中の人」となるかが重要です。
その「中の人」がコミュニティを形成する良い成功例が「アイドルのAKB48」である。
今までのアイドルは、テレビやプロダクションが作り出すアイドルではなくて、ファンが作り出すアイドル。
しかし、今のアイドル(AKB48など)は違う。
アイドルとファンが一緒になってムーブメントを作り出していく。
この前田氏のサービス「SHOWROOM」は、このムーブメントをオンラインサービスで実現させようとした。
しかし、このオンラインサービス「SHOWROOM」リリース当初は上手く行かなかった。
何とか成功させるべく「秋元康」に会いに行った。
業界の重鎮「秋元康」を口説く
この前田氏がサービス「SHOWROOM」をブレイクスルーさせるための戦略として、アイドルAKB48に利用してもらうということが必須だった。
そこでAKB48の生みの親「秋元康」を訪ねるが、あえなく撃沈。
通算2年に渡って3度の面会によってついに「AKB48」の配信が決定する。
ダメ元だったとはいえ、絶対にあきらめない情熱が人の心を動かした瞬間だった。
このエピソードは、すべてのビジネスマンに共通する出来事だ。
「情熱」や「想い」といったものが人の心を動かすのだと。
さまざまな失敗や挫折で諦めかけた人生を奮い立たせるエピソードである。
人生は「努力」で「夢」が叶えられる。
頑張った人が報われる世界。
前田氏が目指した世界はこの「SHOWROOM」のビジョンに繋がっている。
「人生の勝算」のメモ
この書籍で気になったフレーズを紹介していく。
選ぶということは同時に何かを捨てること
何かを得ようと思ったら、何かを犠牲にしないといけない。
幾つかのことを都合よく叶えることはできない。
求めることはただ一つだ。
ぼくは人生をかけて何を成し遂げたいのか?
ぼくが人生の最後に臨むのものとは何か?
それは、自分がいま「これだ!」と思えることを決めること
そしてそれに向かって行動することだ。
「人生の勝算」とも言うべき自分のビジョンや夢を、どれくらいの熱い想いと揺るぎない気持ちで持ち続けていられるか。
これが自分の人生の幸福度となる。
最後に前田氏はこう表現している。
明確な根拠などなくても良い。自分の信じた「人生の勝算」を持てただけで、もうそのことが最高の事なのだと。
そして、それを目指す自分自身が人生をかけて夢中になれる。
これ以上の幸せは無い。
人生の勝算はすべてのビジネスマンにおすすめしたい!
更新情報など、LINE@で受け取ることができます。
LINE@始めました!
今なら特典プレゼント中です。
ご案内もろもろ
はじめての方へ
このブログについての想い
営業のすべてをここにまとめました。
売れる営業マンになる方法
営業マニュアルとして20年間の経験をまとめました。
ロジカルセールスシークレット
営業として勉強するならこちら
営業マンへ「おすすめの本」