「好きなことだけで生きていく」ことへの違和感と僕が考える落としどころ
2017/12/06

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こんにちは~川瀬です!
最近、よく耳にするフレーズに違和感を感じています。
それは「好きなことだけで生きていく」ということです。
生きるためにはお金が必要でしょ?
好きなことだけでお金を稼げるのでしょうか?
好きなことをしたら生きていけるわけではありません。
ということは「好きなことだけ」という生き方は理想であって、現実的ではない。
じゃあ「好きなことだけで生きていく」とはどういう事なのか?を自分で整理してみました。
「好きなことだけで生きていく」ことへの違和感
ホリエモンはこの著書で言った「好きなことだけで生きていく」ということについて
現実的にそんなことは可能なのか?
ホリエモンは著書の中でこう言っている。「可能だ!」と。
でも、僕はこの主張に反論したい!
「好きなことだけでは生きていくこと」はできない!のだ。
最近、SNSなどでよく聞くフレーズ。「好きなことをして稼ごう!」
フリーになって自由で気ままな生活をしようぜ!なんて。
いやいや。ちょっと待てよ。
「好きなこと→お金」=生活できることとはイコールにならない。
実際にそうなるためには時間と労力がかかるでしょ?
今すぐ会社を辞めて、フリーに生きようってかなり無謀だと思うんですよね。
ちなみに僕は、15年ほどバンド活動にハマってました。
もちろん楽しい活動でしたが、収入を何万円も得られた事は無いです。
これは趣味なので、出費することばかりでした。
やがて、年頃になり結婚して、何年もの間、生活のために好きかどうかもわからないような仕事をがむしゃらにやって来ました。
こうして縁あって勤めた会社で働き続け、目の前に与えられた仕事をしっかり行うことをやってきたのだ。
そう。それが仕事だ。
好きなことをして稼ぐって、会社をやめることじゃない。
まずはこのことを「声を大にして」言いたいのだ。
もちろん嫌なのに続ける必要はないし、我慢してまで続けなくてもいい。
でも「好きなことだけで生きよう」と煽られて、不満はないのにやめる必要もない。
フリーランスは自由だから、サラリーマンは仕事を辞めよう。と煽られている。
「サラリーマンはダメで、フリーランスは良い」みたいな風潮に違和感を感じるのだ。
隣の芝生は青く見えるのだ。
しかし大切なのは「好きなことをやる」ということは会社を会社を辞めることではない。
自分がその仕事にどう向き合うか?
そしてどう解釈するか?ということなのだ。
でも、こうして会社に勤めながら、目の前の仕事を一生懸命やったら、お客様に喜んでもらえた。
もっと頑張ったら、会社から評価してもらえた。それはそれで良いことじゃないか。
会社の不満を乗り切る方法
会社の不満もこうやって乗り越えることが出来る
会社に20年も居ると染まりきっちゃって、別に大きな不満なんてない。
例えば、「会社での不満」っていろいろあって
・先輩に気を遣え?
・年長者を敬え?
・本音と建て前をわきまえろ?
・冗談を本気にするな?
まあいろいろあるでしょう。
でも、最初は気に入らなかったけど、しばらくしたら気にならなくなった。
そう。会社では社会で生きていく術を学んだ。
もちろん好きなことだけで稼げれば最高だ。それはわかる。
嫌なのに続ける必要はないし、我慢してまで続けなくてもいいけど、不満はないのにやめる必要もない。
好きなことだけで生きていく。ということは、ビジネスになるかどうかわからないことに挑戦するということでもあるのだ。
それがTVゲームだったとしたら、ゲーマーにならなくちゃいけないのか?
サーフィンが好きな人は、みんなプロにならなくてはいけないのか?
別にサラリーマンで、ボウリングが好きでも良いよね。
好きなことで稼がなければ、幸せになれない訳じゃない。
そう。だから生活費は最低限稼ぎながら、好きなことをすればいいんじゃないか?
これが僕の考える「好きなことをして生きていく」の落としどころである。
「好きなことだけで生きていく」への僕が考える落としどころ
サラリーマンも悪くない。好きなことはできる!
自分が好きであることと、それでお金を稼げるかどうかは関係がありません。好きだから技能が卓越して他の人よりも評価されやすくなるということはあり得ますが、アーティストが絵が好きかどうかと、その絵がいい絵かどうかは関係がありません。
http://tamesue.jp/blog/archives/think/20161030
サラリーマンだって、みんなが社畜な訳じゃない。自分らしく楽しく仕事をすることだって出来る。
例えば、毎日同じ時間に出社することは、生活のリズムを整え、仕事をするモードにさせてくれる。
1人でフリーで仕事をするよりも、会社員の方が大きな仕事が出来たり、出会えない人にも会える。
これってべつに悪いことじゃない。
もちろん嫌なら、辞めれば良いんだけど、
サラリーマンをやりながら、好きなこともできるし、お金だって稼げる。
もしも生活をするためのお金が会社勤め以外でも得られたら、もっと自由になれるはず。
会社勤めだったとしても、「好きなことを副業」にすれば、本業での仕事の内容や勤務形態などを対等にに見直すことが出来る。
ホリエモンが「好きなことだけで生きていく」で本当に伝えたかったこと
「遊びを仕事にしよう」
そして何もかも忘れるくらい没頭出来るか?どうか。
これが「好きなことだけで生きていく」ポイントだ。
「好きなことをお金にするためには、たゆまぬ努力とトリッキーな手段が必要で、そう簡単には成功しないのだ。
最後にはこう記されていた。
「遊びや趣味を仕事に出来るチャンス」だと。
その通りなのだ。
僕は営業という仕事が好きだ。この素晴らしい職業をもっと多くの人にやってもらいたいし、営業で困っていたら、ぜひ助けてあげたいと思っている。
だから、僕は別にサラリーマンで営業マンであることが好きだし、それを更に進化させて「副業」をはじめ、新しい自分に挑戦しているのだ。
これこそ、僕の「好きなことだけで生きていく」ための一つの答えだ。
今回のまとめ
「好きなことだけでいきていけるのか」?という本を読み、SNSなどで駆け巡る上っ面な部分だけを鵜呑みにする事だけは、絶対にして欲しく無い。
そんな思いで、現実性を踏まえつつあかるい未来を作れるのだと言いたかった。
もちろん人生は人それぞれだ。
「好きなことをする=仕事を辞める」ことでは決して無い。
「好きなこと」と生活すること」は両立できます。
サラリーマンをしながらでも「好きなことはできる」
そのほうがリスクも少ないし、プレッシャーもかからないので楽しめます。
「好きなことだけでいきていく」で感じた違和感は自分なりの落としどころを見つけることで解消できた。
そう。「好きなこと」が生活をしなければいけないプレッシャーで嫌になってしまわないように。
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