「フリクションボール」消せるボールペン30年の開発物語
2017/05/07

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こんにちは。川瀬です!
今やボールペンのスタンダード「フリクションボール」
この非常識なボールペンの開発には、学べることがあるんです。
僕も愛用しているこの「消せるボールペン」の物語をひも解いていきます。
「フリクションボール」消せるボールペン30年の開発物語
消せるボールペン「フリクションボール」
パイロットコーポレーションのフリクションシリーズは、発売から8年で販売累計10億本を突破した驚異的な商品です。
通常なら、年間500〜1000万本売れたら大ヒットのボールペン市場で、圧倒的な実績を残した。
その開発者である常務取締役 「中筋憲一」の消えるボールペンにたどり着くまでの物語である。
その「中筋」は名古屋の香嵐渓の「紅葉」からヒントを得たのである。
その物語の始まりは「消えるインク」
消せるボールペンとは、書いた字が消えるということ。
ボールペンは、インクが紙に染み込んで線や字が残るけど、そのインクが消える。
その消えるインクを開発した。
しかし、なんと!消えるインクの原型であるメタモカラーは1972年に特許をしているのだ。
しかし、開発当初はボールペンには使えない問題があり、別の者へ活用されることになる。
ドライヤーの熱やお湯につけると髪の色が変化する人形
偽造防止のロス五輪のチケットや南米ボリビアの紙幣などにも応用された。
メタモカラーのロイヤリティだけで年間5億の利益をあげた。
このメタモカラーはさらに進化を遂げ、1988年には色が透明化して記憶できるものとして実用化された。
さまざまな顔料や塗料、インクなどに応用されたメーカーと共同開発を続けて行った。
やがて、そのインクの大きさが2001年には、2〜3マイクロメートルになり、髪の毛の直径の約40分の1まで小さくすることに成功した。
間も無く、パイロットコーポレーションの本業である文房具への挑戦が始まった!
消えるボールペンへの挑戦!
こんな一言が消えるボールペンへのヒントとなる。
「インクは透明にならないのか?」
色が変わるインクを透明にすること。
これが出来れば、インクが消えたように見せることができます。
これが消せるボールペンの「フリクションボール」の大きな一歩であり、累計販売10億本のお化け商品の誕生であった。
この30年越しの発明から、様々に学ぶべきことが隠されていた。もちろん、開発に伴う苦労や苦難などは想像をはるかに超え、とてつもない日々を過ごしたことでしょう。
この消せるボールペンは、元々他のメーカーが先行して発売していた。
しかし、当時の消せるボールペンと「フリクションボール」では、全く別の商品であった。
他のボールペンと「フリクションボール」の大きな違いは、
フリクションボールは、摩擦熱でインクを透明に見せているというところが他の消せるボールペンとの大きな違いであり、他が絶対に真似できないポイントになっている。
その開発の根源は何か?
些細な物事に感動する心。気づきや閃きのような感覚。
一瞬一瞬を大切にしながら、常識に囚われない真摯な姿勢から生まれる第六感のようなもの。
このいつも新鮮で素直な気持ちを持ち続けること。
自分を信じ続けること。
大きな成功を収めたかったら、人と同じことをするのではなく
「リスクテイカー」になることを恐れてはいけないのである。
この消せるボールペンの30年の開発物語で感じたことは、
「人生をより充実したものにしたいという気持ち」と、「人を幸せにしたいと思う気持ち」を大切にしすること。
そして、自分のやるべき仕事と役割を全うしていきたいと思ったのでした。
追伸:僕も愛用しています!
個人的にどうしてもフリクションの機能性と使い心地は捨てがたい。
しかも、仕事ができそうに見えるようにしたい!
これはかっこいい!ついに待ち望んだ1品をみつけた!
フリクションボール3 ウッドである!
まさに機能性と高級感を合わせ持つ1品である。
わたしは、早速「木目調のフリクション」を購入した!
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